(転載)あなたがたには星の数ほどある娯楽のうちの一つかもしれませんが私にとっては人生の一部なんですよ

数年お付き合いして頂いている方にはそろそろぼくの思考回路がご理解頂けてると思うんですけど
「死ぬほど惚れ込んだ作品が出会った時点で既に時代遅れの作品でしかも新作がほぼ望めない」
状態をじわじわと5年ほどぶっ続けで味わってるところに
いきなり(予告はあったにせよ)続編の一報が入ったことに対するこの狂乱とも言える喜びっぷりをちょい理解して下さい。


世の中に出てないゲームは買えないしやれないの。
脳内にしかないゲームはどんなに名作でもあそべないの!買えないの!やれないの!


素直に喜べ。
お前らの不安の種なぞわたしの孤独な悲しみとは種類が違う。
「リアルタイムで体験した」ってだけでうらやましいんだよ。
きみらは続編やリメイクの出来がさんざんでもきみら自身の思い出と財産に逃げ込めるが
ぼくには逃げ込める思い出なぞないからな。
目の前にある新作だけがのちの思い出になりうるだけで。


ねえ続編やリメイクがきみらのお気に召さなかったってだけで
昔の名作引っ張り出してきてリアルタイムで名作体験出来て僕たちは幸せですアピールすんのほんとやめてくんないかなあ。


きみたちより10年遅れて田舎に女として生まれてきただけで何回ぼくはくやしい想いしたかなあ?
きみらの素敵なきらきら光る思い出は、10年早く都会に男の子として生まれてくるだけで容易に体験できたんだろうなあって。
目の前に転がってる石か玉かわからないものを
君らの大事に持ってるきらきら光る宝石とかお星様と同じぐらいには綺麗に磨いて宝物にしたいわけですよ。

だらそととカラスがだいすきってぼく事あるごとに言ってるのは
昔のゲームも今のゲームも一人の人間には同じぐらい好きになれる可能性があるんだから
とりあえず目についたらやってみようよって言いたいんです。
昔のゲームが好きな人は今のゲームを、今のゲームが好きな人は昔のゲームを、って。
ゲーセンに行けばいい、ゲーム屋さんにいけばいい、いろいろ見てみて、ほんとに楽しそうって思ったらお金使ってみればいい。
それでしあわせのタネがいっこ増えたらしあわせすぎない?またきみにとってすてきなものが手の中に増えるんだぜ?
好きなものがあたらしく増えると、しあわせになるよ。