今なんか思い出した

大昔ですね、RPGツクールで妙なゲームを作ったんです。
タイトルは「ANTI☆HERO〜ますらめぶり〜」。
王様が、魔王(元王様の部下)から「姫よこせ」って手紙が来たからアイツ倒すぞーって、あちこちから腕の立つ人たちを集めてきて、その中に勇者様ご一行がいたっていう物凄くシンプルっぽい話だったんですけどね。
城下町に辿りついて、お城に行くんです。
で、王様の話を聞くんです。
そしたらいきなり話の途中に王様がブチ切れて延々と一人娘の愚痴を言い出すんです。
なんでも、姫の護衛を選ぶって段になって、いきなり姫自身が「じゃあ武闘会開いて優勝者を護衛に付けよう」って言い出して、みんな断れずに姫様強引に押しきっちゃったらしいのね。
その後勇者パーティん中で話あって、勇者が出る事になったのね。
そいで決勝まで勝ち進むんです。

で、勇者が軽くブチのめされるんです。

その夜噴水の前で死ぬほど凹む勇者を慰める僧侶(幼馴染み)とか魔法使い(ヒヒジジイ)とか戦士(筋肉バカ)とか。
そこにいきなり魔物登場。勇者一行を襲って来ます。


その直後魔物は勇者をさらっていきました。


もう一度言いますよ?


魔物は勇者をさらっていきました。




いや、マジで。



本気で間違えたのかわざとなのかはわかりませんが姫ではなく勇者をさらって行った魔物。
パニくる仲間達。


そこで我らが姫様鼻息荒くして「面白いッ!」と登場。


プライベートの武器庫(持ってるんだよこいつ)から国に伝わる伝説の剣を持ちだし、戒厳令が敷かれた街中を「非常時の物品供出」とか称してのし歩き、固く閉じられたドアを力任せにこじあけあちこちの店からアイテムを略奪…じゃなく入手していきます。
しかし何故か初期装備が「ヘヴィアーマー」「ヘヴィアクス」とかなのに、最強装備がドレスだのティアラだのという不思議。不思議やね。
岩山の中の魔王の本拠地に一人乗りこみ警備のモンスターを一刀のうちに切り捨て中に入るとそこは何故か宮殿。
そして襲ってくるモンスターは全員女性型モンスターなのです。
なのですが。


名前が「源氏名・ゆかり」とか。


周りにもはべらせてるのよ。
でも全員ニューハーフのおねえちゃんで。




ああやっぱりそっちのケがあるんですか。。。_| ̄|○。。。がっくりだ。。。。。。...............なにそのシナリオは…ふざけてるの…?




最後の部屋には勇者がなんか砂時計の中に閉じ込められていて*1眺める魔王様。やめれキモい
そこにさっそうと姫登場。
なんだか魔王になったいきさつとかそういうがあったんだろうけど、面倒なのですっとばしラストバトル。



勝利ッ!



エンディングでは「きっと私とおまえの子供なら良い戦士になるだろう」と夕日をバックに勇者を抱えて駆け落ちする姫様。第2部に続くとか続きそうな終り方でした。



なんかなー。



なんかなー。(涙)


いくら美形で心優しい勇者だからってなー。。。。。



結論→お前サリサ愛し過ぎ。

*1:そういうマップがあるんです