あの世でわび続けなくていいからこれ読んでから魔王になれオルステッド

なんかさー。
これ読ませてもらってルクレチアって物凄く豊かで満ち足りた国だなって思った。

豊かで深い森に囲まれているし*1、飲用・農業用を差し引いて噴水や余分な草木を育てられるぐらい水は不足していないみたいだし、民は飢えていないみたいだし、互いに助け合って生きているし、堅固な王宮や城壁を築けるぐらいだから石を切り出して積み上げるぐらいの潜在的な労働力と統率力・団結力はあるみたいだし。

別に王様にならなくても幸せに暮らしていけそうじゃんねえ?
どうしてそんなに名誉とか名声とかなんかを追い求めるんだろうねえ?
盗賊だとか乞食だとかに身をやつしてでも、それでも生きようとしないのかねえ?
国を出るっていう選択肢が思いつかなかったのだろうか、と。

魔王とやらになって国民を全員殺す、殺してあげるなんてまだ優し過ぎるほうだなって思った。
別に家族や仲間同士仲違いさせて殺し合わせるなんてしなかったし、
森を焼き払って草木の生えない土地にするとかしなかったし、
抵抗できない人間の手足を切断して放置とかしなかったし、
子供の目の前で家族を残忍に殺してそれを見せ付けるとかしなかったし、ねえ?

…何を言いたいのか多分わからないのでしょうね、オルステッドさん。
(もっともストレイボウアリシアもけっこうアレ。特にストレイボウアリシアは…微妙。不明)

*1:国の南東部の広葉樹林はたぶんドングリが生るのでしょう。ブタがよく肥えるなあ