ごめんなさい。なんだかんだ言って面白いです。

■ 蜜 の 厨 房 ■
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納得いかないところにわかりやすく説明を入れてくれて目から鱗雨あられ流星雨メテオ。(落ちすぎやがな)


何が難しいかといえば、

  ・異端に感じるものを娶り生涯を通じて共に暮らそうという発想に共感できない

  ・侮蔑の対象を、ときに崇拝したり、尊敬しようとしたりする心理に共感できない

  ・軽視しているものを心の支えにし命がけで守ろうとする観念に共感できない

  ・無視していながら、あれほど露骨に四六時中女を求めずにいられない衝動というのも共感できない

  ・そして、ほとんどの男たちはこういった心理について無自覚なまま生涯を終えるというのも共感できない

蔑視・軽視・無視・異端視、これらの根本には女性に対する極度の客体化がある。

で、高原英理によれば女性向け耽美小説に登場する少年たちはやはり極度に客体化されているという。ならば、「女」という単語を「少年(耽美系)」に置き換えてみれば私にも理解しやすくなるかと思いきや、やはりこれが難しいのだった。

しかし、あるときふと思いついて「女」に別の単語を当てはめて見たら、容易にこれらの事項に共感できることを発見した。あまりのぴったりフィット感に私は愕然とし、自分にもこの心理が備わっていたことに嫌悪感を抱き、そして受け入れざるを得なくなった。


別の単語を代入したことにより、他にもいろいろ共感できてしまったことがあった。
  ・一人の女に生涯の愛を誓いつつ「あのコもかわいい、このコもいい」と目移りすること
  ・「女のコ図鑑」のような、写真をずらりと一堂にならべたものをみて嬉しがること
   そこに順位をつけたりコンテストを行ったりしたくなること
  ・顔写真、年齢、身長何cm、スリーサイズ、「性格はおとなしいが親しくなると意外と大胆」
   といった感じのギャルゲー的キャラ紹介文に違和感を感じないこと
  ・で、さんざん目移りしたあげく元のさやにおさまることに安堵を覚えること
これほど一致するとなると、やはり、男性が女性に注いでいる視線は、私がに注いでいる視線とかなり近いと云わざるを得ない。

時間がないのでとりあえず引用だけでいったんおしまい。
コメントは家帰ってから。