世界は要素の集まりで出来ているか否か。

「属性」であるとか、「元素」であるとか、そういったわかりやすくて有限なものの組み合わせだけで世界が成り立っているなら、そりゃあわかりやすいだろうなと常々思ってます。
でも実際は世界ってもっとアナログでごちゃまぜでカオスでわけわからんのよね。パターンで成り立ってるとはまったく思えない。いつだって気まぐれで唐突。
思うにそういった属性・元素・パターンなんかは人間の脳味噌の中にだけあるもので、自然界には決してないものなのよね。それこそ二次元的って言うか。
人間の想像力にはやっぱりある程度限界があるんだと思います。*1
でもその限界って言うのは決して悲しいものじゃなくて、その限界があるからこそ人間は「人間らしさ」を保っていられるのではないかとも思うのです。
どこまでもアナログな世界をデジタルな要素で切り開いて何とか生きていく。そんな感じ。

*1:もちろん限界って言うのはみんなが思っているよりずっと上の方にあります。普段はそこまでみんなたどり着けませんがたまに限界ギリギリまで突き抜けちゃう人がいます。そういう人が神童だの天才だの鬼才だの極悪非道だの言われるのだと思うのです