主人公=プレイヤーしかいないギャルゲー・エロゲーは存在出来るんだろうか。続き

http://d.hatena.ne.jp/firestorm/20060707/1152273730
当該エントリのセルフコメントの寝言をまとめてみた。

  • ゲームから「物語」を丁寧に小骨まで抜いていった残りに「ゲーム」は存在していられるのかな?って話で。用意された物語が存在してしない、て意味じゃなくて。*1
    • 究極の一人遊びの代表として名前が挙げられたソリテアでさえ人間は「物語」を想像出来るわけで。*2シチュエーションと言い換えてもいい。
    • 延々とコイントスをするゲームやサイコロを振るゲームでもいい。勿論そんなゲームにも人間は「物語」を与えられる。
  • 物語を作るために必要な「他者」と、作ることの出来ない「世界」「ルール」を分けてるものは何だろう
  • 靴下や動物や脇の下にしか萌えられない人がいたとしても、それが「自分以外の他者」であり「物語」である時点で異常でもなんでもないと思うよ*3
  • ナルシストも異常じゃないなぁ
    • 「大好きな俺とそんな俺を見ている俺」じゃん。*4他者だ
  • 人類は十進法を採用…もとい人類は物語がないと生きられない事が発覚しました。どうすんべ
  • 二次元キャラは、物語=文脈の中に生きているという意味では三次元キャラだよね
    • というか三次元のリアルの人間と二次元キャラを完璧に区別なんて出来ませんよ?*5どっちにせよ「自分以外の人」だしさぁ。
  • 一次元は「わたしがいる/もしくはいない」、二次元は「わたしと、物語抜きの単純なルール*6」だと思った
      • 物質萌えはただの擬人化*7
      • 概念萌えはただのシチュ萌え*8
  • つまり何が言いたいかと言うとだな
    • 私は「宇宙海賊を倒しに意気揚々と向かう人類の最後の希望たるヒーロー」より「妥協という名の平和(ん?平和という名の妥協?)に我慢できなくなった命知らずが誰にも期待されずに単身半機半獣のバケモン(あるいはその幻)に挑む」お話の方が好きだってこった*9
  • …私がイマイチ「萌え」がわからない理由がなんとなく分かった気がする
  • …今どこからか「本当の成人向け」などこの世には存在しないという電波を受信し(ry


松屋スープカレー喰いながら携帯で脳内バイナリをそのまま書き出したのでまぁ電波なこと電波なこと。

*1:ここ説明しづらい。一切キャラクターを想像しないでサイコロ振るのと計算だけのTRPGを遊ぶのは楽しいんだろうか、と。

*2:夜の場末のバーで人質に取られた娘の命をかけたソリテアを敵のギャング達が見ている前で遊ぶ、っていうストーリーがソリテアゲームにあっても良くないか?

*3:例えば靴下フェチの人は「靴下を与えられるシチュエーション」を妄想して萌えられるわけで(多分。ホントの事は知らん。資料あるのかな)

*4:「俺は俺が好き」って文法上他人だよなあ

*5:もしかしたらみんな外見がドット絵なのかもしれない。もしかしたらみんなセル画みたいな外見なのかもしれない。大多数のわたしたちの目には「生身」に見えているだけで。っていうといかにも電波だよなあ。はいはいまとりっくすまとりっくす

*6:物理法則とか。数学とか。文法とか。

*7:ただの物質ならなんでもいいじゃなくて、「そのモノ」じゃなきゃいけない理由って言うのを考えると、なんかの文脈にそのモノが乗っかってないと不可能じゃないのかなあ

*8:しかし概念萌えの具体的な内容がパッと出てこない。もう少し考えれ

*9:サターン版の説明書とジャケット書いた&描いた人はせんばさんにあやまれ!あやまれ!あやま(ry