ぼくらの大好きなゲームの行方

好きなゲームが中古屋さんで安く大量に売られてるとへこみます。
やってみたいゲームが中古屋さんやオークションでアホみたいに高く売られててもへこみます。
どっちもそのゲームを売ってる人の、ゲームに対する愛みたいなのが希薄に感じられますもん。
開発者の人や新品を売るために頑張った人の努力を否定してますもん。
そのゲームを好きじゃない人にゲームをそういう売り方して欲しくないです。
お前らにそれを売る資格はない。貴様らにそんな玩具は必要ない(違)。
そのゲームを好きな人なら、そもそも好きなゲームは売らない(よほどお金に困ってない限り)と思うのです。
まあこんなナイーブに考えないでもっとドライでビジネスライクに考えりゃ済む話なのかもですが。綺麗事だけじゃ飯は食えねーんだよっ。
…でも、愛がたりない。


思うんですがあんなにやらないゲーム抱えて中古屋さんや転売屋さんは10年後、20年後どうすんでしょう。
ゲームソフトやハードが、ガラスの棚の中で埃かぶって錆びてカビが生えて…てのを想像しちゃうんですが(流石にカビはどうだろ)物理的にゲームが死んじゃう前に中古市場の品物としての価値が下がったり本当にそのゲームをやりたい人の手元に届くとも思えないです。ぶっちゃけ好きでもないゲームなんで普通に無感動に捨てられそうです。
壊れる前にゲームとして寿命まっとうさせてほしいです、燃えるゴミだか燃えないゴミだかの日に出さないで欲しい。


…てかそもそもゲームそのものが、中古屋さんで20年後まで物理的にもそれ以外ででも生き残ってるか甚だ疑問つうか不安なのですが。
これが本なら、20年前の本でもあと20年ぐらいならなんとか持ちそうだし、埃被っても字が読めれば事足りるし、ってかそもそも中身の文章は簡単にコピーしてデータとして残しておけたり必要な時にまた新しく印刷しておけるからいいんですよ。
ゲームはそうは簡単にいかない。てかそもそも、そこまでして残さなきゃいけないと思われてない気がする。
いいゲームはたくさんあると思うんだけど(そりゃもうRPGとかアクションとか格ゲーとかシミュレーションとかシューティングとかパズルとかスポーツとかギャルゲーとかエロゲーとかいろいろとにかくどんなジャンルだろうが)、なんか他の小説とか漫画とかアニメとか映画とか音楽よりいっこ下に見られてる気がする(←被害妄想)。「あんなもん消耗品で文化じゃない、残さなくていい」て思われてる気がする。


好きなら20年後まで残そうぜ。
ジジイババアになるまでゲームしようぜ。
あたしやるよ。なんだろうが好きなものはずっと残したいもん。
あんな見るだけの、聞くだけのものにデカいツラさせねー。