(忘れた頃にまたmixiから転載)立身出世ものが苦手。

高校あたりからじわじわ悩んでたけどなんとなく理由がわかった気がする。

お話の始まった時点、つまり出世する前の段階で主人公は広義の意味で「自由」。
暴れまわってもさして歴史に影響を与えるわけでない立場にいて、言動もそれなりに破天荒だったりする。
そんな「自由な」主人公が「出世」するにつれて、自由が段々と奪われていくような気持ちになるんだな。
はじめ「自由」だった主人公が、自分の背負う地位という枷に引きずられてというか、押し潰されて身動きが取れない人間になっていくのがとっても見てらんない。自由だった時のしなやかな柔軟さを失っていく過程が辛すぎるんだ。
小説でも伝記でも読んでて辛い。ホントなぁ。


それでFF5のエンディングが好きなんだよなぁ。みんな結婚とかしないし即位とかしないし。
ファリスは王女のドレスを脱ぎ捨てて窓から抜け出すし。
サリサ神だよサリサ←オチがそれか